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南三陸町にて第七回目、八回目及び九回目のボランティア活動を実施しました。

2015年4月17日

レンドリース・ジャパン株式会社では2013年より、宮城県南三陸町に定期的に社員を派遣し、震災復興ボランティア活動を行っています。

第七回目となった9月の活動には東京、東北エリアから、
第八回目の12月の活動には東北、東海、北陸、東京エリアから、
第九回目3月の活動では関西、中国、東京エリアからスタッフが参加しました。

南三陸町を訪問する際には最初に、語り部さんの説明を受けながら実際に被災の現場に足を運びます。現場で自分の目や耳で感じる津波の恐ろしさ。ビル10Fに相当する高さまで津波が到達した場所を訪れたり、折れた電柱や街灯を目の当たりにすると、水の力のすさまじさに圧倒される思いがします。毎回異なる語り部さんに町内をご案内いただいていますが、80代のおじいちゃん、40代のお父さん、20代のママさん等、同じ津波の被害を受けていても、立場や家庭内の役割によって、ご苦労がそれぞれ異なることがわかります。また、南三陸町まなびの里いりやど、およびボランティアセンターでも、震災時から復興の道のりを歩む南三陸町の現状を、映像と講義を通して学んでいます。震災や津波について地元の方のお話を聞き、自宅に帰ってからも学んだことを家族や同僚に伝えることで、震災の風化を防ぐとともに地域での防災に活かすことも、参加者一人ひとりが実行できる、大事なボランティア活動の一つであるとレンドリースでは考えています。

南三陸町について学んだあとは、実際に水産加工場にお邪魔してのボランティア作業を行います。震災以降、町外への人口流出が続く南三陸町では、人手不足が復興に関わる一つの課題となっています。南三陸町の主要産業である漁業でも、働き手の不足により震災前の漁獲/生産量までまだ戻っていないとのこと。サンドバッグの作成や、牡蠣・ホタテの養殖器具のメンテナンス、ワカメの袋詰め等のお手伝いをして、漁業の復興に貢献しています。

また歌津地区にある仮設住宅では、住民の方との農園作業やお茶っこを行っています。
農園作業を通して共に身体を動かし、作物の成長を楽しむことで住民の方に元気になってもらうこと。お茶っこで一緒にお昼ご飯を食べながら、おしゃべりに花を咲かせることで、南三陸町の方々との交流を深めることを目標としています。
ボランティアスタッフは毎回レンドリースカラーのブルーのポロシャツを着て現地にお邪魔しますが、最近では「ブルーのシャツの人たち、また来てね!」と声をかけていただけるようになりました。

南三陸町では港湾地域の土地かさ上げや災害公営住宅の建設が進み、ハード面での復興が少しずつ進んでいます。ソフト面での復興、被災した方々の毎日の生活や心のケアについても、引き続き支援が必要です。
レンドリースは今後も南三陸町のみなさんに寄り添う支援を続けていきます。